土壁の下地となる小舞組(割った竹を縦横に組んだもの)。この後、室内は、下塗り、中塗り、上塗りを行う。外壁は杉板張りに、日本古来からの塗料で風合いのある柿渋を塗装。 室内には無垢の檜(床)、杉(腰壁)、塗り壁等の自然素材を多用し、ホルムアルデヒドなどからのシックハウス症候群をシャットアウト。サッシュにはペアガラスを採用し、断熱性をアップ。 40~50畳の大空間を暖める薪ストーブ。立ち上がりに時間がかかるが、いったん暖まるとその状態を長時間保持する。 ガス温水床暖房の取り付け工事。暖房方式は、床暖房、薪ストーブ、エアコン(空調機)の3種を設置し、状況に応じて選択使用できるようになっている。 将来、車椅子での使用も可能なスペースを確保。小便器の設置は男性にとって重宝するばかりでなく、幼児の排泄教育に有益であり、また、飛沫した床掃除から開放される。 第二のリビングとなる開放的なデッキスペース。厚さ24mmの檜材を使用し耐久性にも配慮。冬場の一時的な薪のスットク場所としても有用。